天使の皮を被った悪魔

何度も何度も何度も繰り返して
やっと自分にセーブを効かせて
忘れた人がいる

仕事をさせてもらっているから
顔を合わせなければならず
最近は、私に会いたいと言ってくる

しかし、幾度となく裏切られた上に捨てられ
流石に学習した私は
彼の誘いには乗らなかった

こうして誰にでもしてるんだろうなって
わかったし、彼を好きなきもちを全否定はできないけど、体だけは受け入れなかった

抱きたいから抱いていい？
ってさ
やりたいからやらせてって言ってるようなもの、

付き合っていた当時だって
オナニーみたいなセックスされて
対面するときは電気を消されて
どれだけ傷ついたか、
どれだけズタズタにされたか
彼はわかってるはず
けど、気づかないふりをして
また、誘ってくる

だからね、結婚してくれたらね
て、言ってみた

だけど、流石、ヤリチン
怯むどころか開き直り

いいの？俺には他に誰もいないよ
嫉妬病は嫌だけど～だって

まさかそうくるとは思わなかったよ

今日の今日まで口説いてた割りに
明日は、他の女性とデートみたいだし

抱かれなくて良かった

気持ちの割り切りってあるんだろうけど
私にはスポーツ感覚には割りきれないし

受け入れてたら、また泣くだけ

もう嫌だ
絶対に無理だ

これを自分を大切にするって事かな？

一生セックス出来なくたっていい

悔しいけど、彼をまだ好きだから
絶対、抱かれないんだ

彼の答えは
好きでも嫌いでもないだから

面と向かって言った言葉もわすれちゃうの？

天使の皮を被った悪魔だね